乳房を意識する生活
乳房を意識し、定期的にチェックすると、多少の違いにも気づきやすくなります。
早期発見・早期治療につながるのです。月に1度はセルフチェック。
生理前、生理中、生理後の乳房の状態を知ることも大切です。
胸が痛くない時や張っていない時にチェックするのがオススメですので、
毎月生理開始日から7日後などと決めておきましょう。
閉経後の女性は、毎月月末のように日にちを決めてセルフチェックをお願いします。
違和感や自覚症状があれば、乳腺専門クリニックへ。
セルフチェック から 画像診断へ
- 両手を腰で左右バランス
- 腕が下がっている状態で、乳房、乳頭の観察。
少し胸を突き出すように、胸を張るような感じで、
エクボのような凹み、ただれ、ひきつれ、変色、皮膚に異常が無いかをチェック。
乳頭の左右差や変形も。違和感も
- バンザイ・確認
- 両腕を上げた状態で、正面、側面、斜めから観察。
上半身だけひねるように少し動かして左右差もチェック。
両腕を上げることで、check1と同様な症状がないかを確認
- の、の字?
- 親指を使わず3本指で、石鹸の泡も使い⑩円玉の大きさで、
大胸筋に触るくらいの力で、優しく、のの字を書くように。
乳房全体で「しこり」を探してください。脇の下も必ず確認、リンパ節の腫れも。
- 分泌物
- 乳頭(乳首)の根元を軽くつまんで分泌物の有無を確認。
分泌物があれば、その時の色を医師に伝える。
赤色や茶色の場合は、一度、乳腺専門クリニックで検査をお願いします。
下着に付着した分泌物の色も確認しましょう。
- 仰向けとタオル
- 仰向けに寝て、片腕を上げて、タオルを背中に入れて乳房を
触ると「しこり」が確認しやすい場合も。
乳がんは、比率は違ってもどこにでもできる可能性があるので、全て触って確認、脇の下も。
違和感を感じたら乳腺クリニックで検査が必要です
なぜ画像診断?
見て、触ってわからない病変も…写ります
超音波
しこりが得意
3Dマンモグラフィ
石灰化と構築の乱れに強い
乳腺での2つの入り口の検査
※貴女のクリニックには3テスラMRIがあり、画像診断専門医もいます