乳がんの早期発見にはマンモグラフィが有用とされてきましたが、日本人にはこれが診断に適さない人(デンスブレスト)が多数であることが近年問題となってきています。そこで当院ではマンモグラフィと超音波を併用した検査をすすめております。3Dマンモグラフィ、硬さ診断(エラストグラフィ)が可能な超音波、3.0テスラMRIで高い診断精度の医療を目指します。
3Dマンモグラフィ


3Dでも安心の低被ばくを実現

超音波

乳房表面にゼリーを塗って、その上からプローブと呼ばれる機械をすべらせて乳房内部を写します。
エックス線を使わないため被爆はなく、また痛みも少なく安心して受けていただけます。
日本人に多い"デンスブレスト"に有用
特に若年の日本人女性に多いと言われている乳腺のタイプとして、“デンスブレスト”があります。
乳房の中には乳腺と呼ばれる組織があり、その濃度(多さ)は個人により異なります。
“デンスブレスト”とは、この乳腺が特に密集している乳房を指します。
“デンスブレスト”の方はマンモグラフィを撮影したときに、乳房の全体が白く映ってしまいます。
マンモグラフィで乳がんの可能性があるしこりも白く映るため、この“デンスブレスト”にしこりが隠れてしまう場合があります。
これに対して超音波ではしこりが黒く映りますので、しこりと乳腺の区別がつきやすく、“デンスブレスト”の場合でもしこりを発見しやすくなります。
当院では”デンスブレスト”の方には、マンモグラフィと超音波を併用して受けていただくことをお勧めしています。
乳房の中には乳腺と呼ばれる組織があり、その濃度(多さ)は個人により異なります。
“デンスブレスト”とは、この乳腺が特に密集している乳房を指します。
“デンスブレスト”の方はマンモグラフィを撮影したときに、乳房の全体が白く映ってしまいます。
マンモグラフィで乳がんの可能性があるしこりも白く映るため、この“デンスブレスト”にしこりが隠れてしまう場合があります。
これに対して超音波ではしこりが黒く映りますので、しこりと乳腺の区別がつきやすく、“デンスブレスト”の場合でもしこりを発見しやすくなります。
当院では”デンスブレスト”の方には、マンモグラフィと超音波を併用して受けていただくことをお勧めしています。

病変の硬さをみるエラストグラフィ
エラストグラフィは、超音波で組織の硬さを画像化する技術です。
プローブを検査部位にあて軽く押し力を加えたときに柔らかいものであれば大きな変形を生じますが、硬いものであればほとんど変形しません。
その変形の程度を色で表したものがエラストグラフィです。
良性病変に比べてがん組織が"より硬い"ことを利用してがんを検出します。
プローブを検査部位にあて軽く押し力を加えたときに柔らかいものであれば大きな変形を生じますが、硬いものであればほとんど変形しません。
その変形の程度を色で表したものがエラストグラフィです。
良性病変に比べてがん組織が"より硬い"ことを利用してがんを検出します。
3.0テスラMRI

日本の乳がん診療では主に、乳がんと診断されて手術を行う前に、どの程度がんが広がっているかを調べることに使われていました。
当院では乳がんと診断される前にもMRIを撮影して、乳がんの可能性があるかどうかを調べることも行っています。
また乳がん発症のリスクが高い方や希望される方には、ガイドラインに沿った乳がんドックを行うこともできます。
(乳がん発症ハイリスクグループに対する乳房MRIスクリーニングに関するガイドライン)
日本乳癌検診学会 http://www.jabcs.jp/pages/gudeline.htmlMRIでしか発見できないがん

日本乳癌学会関連施設として認定
当院は、これまでの症例数や研究実績が認められ、日本乳癌学会関連施設として2020年1月より認定されました。
マンモグラフィガイド下生検・超音波ガイド下生検を行うことができる施設として
正確でスピーディーな診断を心がけてまいります。
マンモグラフィガイド下生検・超音波ガイド下生検を行うことができる施設として
正確でスピーディーな診断を心がけてまいります。